【市内探索】御所東・新島襄旧邸
こんにちは、ミキマウスです。
日曜日、お天気の心地よさに乗せられて、
ふらふらと京都御所周辺を散歩。
すると、御所東・寺町通をすこし北上したところで、
を見つけたので、ついフラっと入ってしまいました。
『新島襄旧邸』とは、同志社の創立者・新島襄と、妻・八重の私邸。
1878年(明治11年)に建てられたもので、
建造物・家具含め、京都市の有形文化財に指定されています。
まずは外観▼
洋館なんだか?和風なんだか??
資料によると、「和洋折衷」というより、和に洋を取り入れているらしいです。
書斎▼
書棚の本は、8割が洋書。
当時の学生が図書室代わりに利用していました。
棚には写真が↓
ダイニングルーム・台所▼
↑土間形式から一変。現在の台所の原型です。
トイレ▼
板張りの様式トイレ。
板張りの腰掛式トイレで、日本国内では初期のもの。
2階窓から▼
ちょっとわかりづらいですが、目の前には京都御所が。
ランプもお洒落ですね。
ベッドルーム・居間▼
畳の上にベッド。まさに和洋折衷。
この上で、毎日新島襄が寝ていたと思うと、不思議な感じがします。
温風吹き出し口▼
暖炉の熱を2階に吹き出すという仕様。
底冷えする京都の邸宅に、当時では珍しい暖房機能がついてたんですね。
附属家▼
新島襄の両親の隠居所として使われていた家。
大学設立募金関係帳簿▼
附属家に大学設立募金関係の帳簿が置かれていました。
同志社は、日本の大学教育にアツい信念を抱いた新島襄に
賛同した人々から寄せられた募金によってできた学校。
実は仕事上で、同志社募金サイトの構築に携わらせていただいたこともあり
「募金」というキーワードには異様に敏感なワタシなのでした。
https://bokin.doshisha.ed.jp/
今さらなんですが、
京都には偶然見つけてフラっと立ち寄れる場所が多いな、と。
観光名所よりもむしろ、そうやって見つけた場所の方が
ゆっくりと時間を過ごせて、心地よかったりもします。
この天候の良さが続く限り、
しばらく週末は、ふらふらと市内を徘徊しようと思います。
■新島旧邸
〒602-0867 京都府京都市上京区寺町通丸太町上ル
http://www.doshisha.ac.jp/academics/institute/archives/kyutei.php