「京のおけいこスタジオ」でプロの板前さんの味を学ぶ!
DigiStyleスタッフ さっつん です☆
先日オープンした京都マルイで開講中の
「京のおけいこスタジオ」に行って参りました!
京都で活躍される先生方から1回完結型のプチレッスンを受けられるという
なんともお得感満載のおけいこスタジオです☆
デコアート、メイクレッスン、手品教室など、様々なおけいこが選べますが
今回は現役の料理人さんから家庭でもできる日本料理のコツを学べる
「夏の旬を楽しむ日本料理 鰺(あじ)編」に挑戦しました(^v^)
講師は京都の老舗でご活躍される現役の板前の皆様!
左から「とりよね」田中良典さん「乙文」木村裕一さん「矢尾卯」須田重正さん
先生方のご紹介のあと、早速本日のメイン食材「鯵(アジ)」の三枚おろし!
サッサッサ、とアジがあっという間に半身になってしまいました!流石です!
コツは「腹ビレに包丁をそえること」「包丁全体を使うこと」だそうです。
うーん、ついつい敬遠しがちな三枚おろしですが、是非やってみたい!
…しかし今回は先生が用意してくださった半身を使わせていただきま〜す(^^;
本日のお料理は「水菜ときのこの炒め物」「鯵の佑庵焼き」「鯵の生姜煮」の3品です!
ちなみに「鯵の佑庵焼き」の「佑庵」は「幽庵」や「柚庵」など、お店によって違いがあるそうです。
同様にあわせ調味料も呼び名が同じでも、配合や作り方、入れるものが微妙にちがうとか…
そういった部分がその料亭の味を作り出しているのですね!
まずは「水菜ときのこの炒め物」から!
材料の水菜を3cm程度に切り、まいたけとエリンギは手で割きます。
私たちの包丁捌きを見て、早速先生から包丁の使い方のご指導をいただきました!
エッ!?先生が包丁の刃を握っています(><)
でも大丈夫なんです。包丁は動かさないと切れない=材料を切るためには押さえつけるのではなく包丁を動かすことが大切、ということをご説明いただいています。
材料をきのこ→水菜の茎→水菜の葉の順にさっと炒めて塩で味付けして出来上がりです。
次は鯵の下ごしらえです。
「魚の骨は絶対に泳ぐ向き(頭から尻尾)にある」ということを触って確かめ、骨抜きをしていきます。
続いて「炊いたん」にする分の鯵に飾り包丁を入れていくデモンストレーション…
…あれ?先生みたいにスッスとできない…?思わず笑ってしまいました。。
…不恰好ですが、下準備OKです!
水(だし)+酒を入れた鍋に鯵を並べ、炊いていきます。
アクが出たらしっかりとすくってあげましょう。
針打ち生姜をちらし、砂糖・酒・醤油・みりんを加えたら落し蓋をして煮込みます。
この時点でもうおいしそうな香りが!
続いて「焼きもの」です。
焼ものには飾り包丁は入れず、余分な水気をふき取った後小麦粉をまぶします。
フライパンに油をひき、皮目から両面焼いていきます。
こんがり焦げ目がおいしそうですね!
そして砂糖・酒・醤油・みりんを入れ、煮詰めていきます。
このころには醤油のこげた香りがスタジオ内に充満して…たまりません!!!(>v<)
そしてお待ちかねの完成です!
こちらが焼きもの「鯵の佑庵焼き」
炊いたん「鯵の生姜煮」
どちらもバッチリではないでしょうか?!
同じ材料、同じ調味料を使っているのに別々の料理が出来上がりました!
和食って不思議ですね…!
プロの板前さんの豆知識や料亭の裏話など、滅多に聞けない貴重なお話を聞きながらのお料理教室、とっても勉強になりました!
京都ならではの習い事が一回完結で気軽に楽しめるなんて素敵です!
しかも場所は四条河原町京都マルイ…
ちょっと時間が出来た時やお買い物のついでにも行けちゃう!
仕事帰りに習い事をしたいけど続けるのは難しい!という方にもぴったりですね☆
「京のおけいこスタジオ」、次は何のおけいこを受けようか、今から迷い中です!