「京都からの新しい演劇の波」を支える「とまる。」

DigiStyleスタッフの もきち です。

先週、6月14日の日経夕刊に「京都からの新しい演劇の波」という記事が掲載されました。
そうなんです。今、観光都市京都の演劇が熱いのです。

東京にも若手からベテランに至るまでのたくさんの劇団が存在し、活発な活動を行っています。
実は京都も東京に全く負けないくらい演劇が活発です。70年代から京都の各大学の学生劇団などから新しい演劇が生まれ、それは綿々と現在にも受け継がれ、最近では、各劇団のコラボや、舞台芸術家で作るNPO法人のプロデュース公演など新しい波が生まれております。

そんな京都の演劇界に数人の若者がつくるフリーペーパーがあります。
その名も「とまる。」
「とまる。」とは「立ち止まり、考えること。昨日観た舞台を思い出す。」というような意味を込めているそうです。

かつて、関西には演劇の情報を掲載する雑誌がたくさんありました。
「ぷがじゃ」「Lマガジン」「カイトランド」など・・・
その全ては今ありません。
その中で、あえて演劇情報だけのフリーペーパーを発行するというのは並々の努力でできることではありません。

実はこの若者たちもまた劇団員です。
雑誌を発行しながら、バイトをしながら、そして演劇も続けております。

京都の劇場で、イベントでこの「とまる。」を目にされたら、ぜひ一度目を通して頂ければ幸いです。
京都の演劇界を支える若者たちの熱い想いを感じてください。