妙心寺の塔頭・東林院で「沙羅の花」を愛でてきました!


こんばんわ、ミヤマグチです。
それにしても、毎日暑いですね〜!
今日の京都も、真夏のような気温でした・・・


そんな中、今日は“沙羅双樹の寺”として知られている
妙心寺塔頭、東林院で開催されている「沙羅の花を愛でる会」
に行ってきました!


■東林院 沙羅の花を愛でる会
http://www.digistyle-kyoto.com/event/event/post_372.html


妙心寺の入るのも久しぶりでした。
ここは臨済宗妙心寺派大本山
見事な伽藍で、それだけでも見ごたえがありました。



手前左側から三門・仏殿・法堂・大方丈


重要文化財・三門

慶長4年(1599)年の建立。境内で唯一の朱塗りの建物ですね。


重要文化財・浴室

こちらは明暦2年(1656年)の建立。
明智光秀の菩提を追善するために建立されたので「明智風呂」と呼ばれているそうです。


妙心寺塔頭は現在48寺院。
世界遺産にも指定されている龍安寺も、この妙心寺塔頭なんですね。


そして、今日目指した東林院も、そんな塔頭のひとつ。
普段は拝観謝絶なのですが、この時期は特別公開になるんですね。


本堂に入ると、まずはお抹茶とお菓子をいただきます

このお菓子も、沙羅の花をイメージして作られているんですね。
暑い日に、熱いお抹茶。最高でした。


そして、お庭へ。

十数本の沙羅双樹があり、どれも花をつけていました。


沙羅の花は一日しか咲かず、
毎日、数多くの花が美しいまま、苔の上に落ちてしまうそうです。
まさに、諸行無常
でも、その儚い美しさが、人を魅了し、
そして命の大切さを教えてくれる・・・そんなお話を和尚さんにしていただきました。


苔の上に、白い沙羅の花が
この季節だけ、愛でることのできる美しさ。
今年は特に美しいそうです。


いやぁ、いいものを見させていただきました。
沙羅の花を愛でる会は今月30日までの開催です。
ぜひ、機会があれば!
おすすめしますよ!


■東林院
京都府京都市右京区花園妙心寺町59

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