駒井家住宅のヴォーリーズ建築に感動


こんばんわ、ミヤマグチです。
今日は、現在『京の夏の旅 文化財特別公開』として
一般公開されていた、北白川の駒井家住宅へ行ってきました。


■第36回 京の夏の旅 文化財特別公開 駒井家住宅
http://www.digistyle-kyoto.com/event/cat484/36_1.html


遺伝学者の駒井卓博士の邸宅として、
1927(昭和2)年に米国人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
の設計によって建てられたものだそうです。


“ヴォーリーズ建築”として有名なんですね。
1998(平成10)年3月には京都市指定有形文化財
指定されているんですね。


玄関からの一枚です。

当時アメリカで流行していたという、
アメリカン・スパニッシュ様式の意匠。


今年の「京の夏の旅」のメインイメージにも使われているのが
この駒井家住宅の内装なんですね。
http://www.kyokanko.or.jp/natsu2011/index.html


この感じ


やっぱり、この窓が印象的。
そしてとても実用的になっているのがヴォーリーズ建築の
すごいところだそうです。
細かいポイントをガイドの方に教えていただけましたよ。


もうひとつ印象的だったのがこの電灯

千鳥の意匠が素敵ですね。
駒井博士の奥様の好みだったとか。


1階部分には和室もあって、和洋折衷。
公開はされていませんでしたが、キッチン、
そして五右衛門風呂もあるんですって。お風呂は見てみたい・・・


二階に上がる階段部分にはステンドグラス

西側にある窓なので、夕日が入ると美しく輝くのだとか。
それも見てみたい・・・


そして、絶景!だったのが2階からの眺め。
比叡山大文字山が一望できました。


こんな感じ

最高ですよね〜、きっとここから駒井博士も
送り火を見られたんだろうなぁ。。
なんて感慨深く、この特別公開を楽しんだのでした。


ちなみに、東側のお庭には温室があるのですが、
そこでは冷たいお茶をいただくことができますよ。
今日みたいに暑い日には助かりますね。


開催は9月30日(金)まで。
建築ファンならずとも、とてもオススメですので、ぜひ行ってみて下さい〜!



■第36回 京の夏の旅 文化財特別公開 駒井家住宅
http://www.digistyle-kyoto.com/event/cat484/36_1.html


■駒井家住宅
〒606-8256 京都市左京区北白川伊織町64番地

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