ボストン美術館展 華麗なるジャポニスム展のプレス公開に行ってきました。

京都の街中、最近よく見かける赤いキモノの金髪女性。
キモノを着た西洋人女性としては、もっとも有名かもしれません。

そんな彼女はあの“モネ”の奥さま。
カミーユさんです!!

ボストン美術館展 華麗なるジャポニスム展 印象派を魅了した日本の美」が、
明日9月30日(火)より京都市美術館で始まります。
街中で見かけていたカミーユさんは、今回やってくる目玉作品のポスターだったのですね。

今回の展覧会のテーマの一つは
“いかに日本アートが西洋アートに影響を及ぼしたか”です。
それはカミーユの絵みたいにキモノを取り込むということだけにとどまらず、
デザインや絵の構図にも及びます。

今回の展覧会の面白さは、
そうした「影響」を対比しながら堪能できること。
たとえばこんな絵。

右が、こいのぼりを取り込んで描いた日本の風景。
もちろんこんな場所にこいのぼりを立てる日本人はいません。
でも、左にある浮世絵のように、こいのぼりをとても興味深く
捉えたんですね。

こんな感じで、さまざまな絵を対比しながら楽しめます。
あの、ティファニージャポニスムに傾倒し、花開いたデザインがたくさんあるようです。
この展覧会にも、そんな作品がやってきています。
どんなものか、ぜひ会場でごらんくださいね!

京都市美術館 ボストン美術館 華麗なるジャポニスム
http://www.digistyle-kyoto.com/event/tenrankai/shibi_201409.html