紅葉を求め、『平家物語』ゆかりの清閑寺へ。
こんばんわ、ミヤマグチです。
今週末は京都の観光シーズンもピークを迎え、
かなりの人出で賑わっています。
今日、私が目指したのは東山の清閑寺。
メジャーな紅葉スポットではありませんが、
毎年、このくらいのシーズンには紅葉が美しいお寺です。
山門には「歌乃中山」とあります。
山号が「歌中山」なんですね。なんだか素敵です。
ちなみに『平家物語』で描かれている高倉天皇と小督局ゆかりの寺院で、
境内には小督局の供養塔が、そして
参道にはその高倉天皇の後清閑寺陵があります。
境内にはたくさんの楓があり、紅葉のピーク時は
とてもきれいなのですが、まだ、少し早かったようです。
来週くらいがピークでしょうか。
見ごろには少し早いためか、参拝者は私以外誰もいません。
境内には「郭公亭」という茶室があったそうで、
幕末、西郷隆盛と清水寺成就院住職の月照上人が
勤皇の謀議を重ねたことで知られています。
この奥に、平成3年までは「郭公亭」があったそうです。
この紅葉が全部色づいたら・・・きれいでしょうね〜!
ちなみにここからは京都市内が一望できますよ。
静かなお寺から眺めるこの景色、なかなか贅沢な時間です。
夜は入れませんが、夜景も綺麗なんでしょうね。
ここ数年、少しずつ紅葉のピークが後ろ倒しになってきている気がします。
今年はそれが特に顕著でしょうか。
来週には美しい紅葉を楽しめますように。
明日はもう少し、北へ行ってみようかな…
◆清閑寺までのルート(馬町から)
・馬町から渋谷街道を上る
・五条通の下をくぐる歩道がありますのでここをくぐって北へ行くと
・六条天皇陵、高倉天皇陵の道しるべがあります。それに沿って階段をあがると
・そこに清閑寺があります。
※駐車場はありますが、予約をしないと停められません。